管理会社や所有者(オーナー)の中には、退去立会の業務を専門業者や施工業者に丸投げする事例が多いです。
専門業者であれば、恐らく、個人情報の管理にも徹底しているかと思われますが、一般的な施工業者だとどうでしょう。
退去立会は鍵の引き渡しと、部屋の状態を点検し、原状回復対象箇所の確認を契約書の契約内容と「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」をもとに行われます。
入居者負担となる部分に関しては、施工業者から管理会社や所有者(オーナー)に対し見積書が出され、後日いずれかから請求内容が届く事になります。
ただし、ある程度の負担内容は退去立会時に示され、サインを求められる事もあります。入居時に管理会社より説明を受けた内容との相違があれば、サインはするべきではないと思われますが、施工業者も何らかのマニュアルで動いていると考えられますので、退去時でのトラブルを避けるため、退去立会の方法なども契約時に確認しておくべきかと考えられます。