生産中止になった照明器具で、電子安定器の問合せを受ける。
メーカー確認で、部品供給も無くなっていたが、中には10万円以上はする照明器具。
家を建て、部屋に合う照明器具を選定して、取り付ける。
家とともに使い古され、それがまた味になる。
ネットで見ると、ハンダをやり直したりなんかで復活させている例もある。
技術的には可能。
ただ、一般的には、部品供給が絶たれた時点で、ゴミになる可能性の方が高い。
オーデリックに問い合わせてみれば、工場に送って修理が利くものは、修理で対応するとの事。
メーカー修理だと、顧客にとっても安心。
電気機器の場合、配線の劣化や積もったホコリで発火する可能性もある。
事故が起きれば法整備。
他社品の場合は、手を出さないのが現状。
ただ、使い慣れたものや気に入ったものは、きれいに使っている顧客も多いと思う。
インテリア感覚で。
白熱電球の場合は、特にシャンデリアなどはリペアを行う業者も無くはない。
一般的な家電製品の場合は、古いものより新しいものの方が機能性もいい。
家電製品とインテリアは異なるもの。
照明器具は、さてどうなのか・・・。
過去には、何灯か取り付けたガラスグローヴのブラケットやペンダント。
部品供給が止まったグローヴを、よく探したもんだ。
ソケット側の口径さえ合えば、似通った器具で代用したりしたものだ。
ネジ込みタイプは困難だった。中には諦めてもらうことも多かった。
そんなこんなで問合せされた方に連絡を入れる。
自己責任になってしまうが、基盤の購入は部品供給が無くなったので無理。
そのメーカーは修理も行っていないので、それも無理。
ただし、既存配線のリペアの技術があるとしたら、現行の似通った照明器具の電子安定器の代用は出来ると。
近くであれば、リペアをやってみてもいいとは思ったけど、メールでの問合せ。地域もわからない。
つか、メーカー側で、リペアキットでも出してくれりゃ楽なんだが。
そんなニーズも絶対あるはず。