便器にチョロチョロと水が流れている場合。
一般的に、ゴムフロートの劣化。
通常、ゴムフロートで排水管への通路は塞がれてますが、ゴムフロートの劣化によって隙間が空き、チョロチョロと水が流れます。
タンクの型式によってはフラッパー弁だったりします。
ゴムフロート自体の価格は1000円前後
便器に大量に水が流れている場合。
ゴムフロートがチェーンに引っ掛かって下りない。
サイフォン管の破損。
ボールタップが引っ掛かって上がらない事や、故障によるオーバーフロー。
こういう事が考えられます。
最近では万能型ボールタップを使用。万能型ボールタップの価格は3000円前後
便器とタンクの間から水が出る。
大抵は、密結パッキンの劣化です。
滅多にないですが、密結タンクボルトから漏れる事もあります。
密結パッキン自体の価格は1000円前後
便器の下から水が滲む。
便器が割れている事が多いです。
フランジパッキンが動いて隙間が空く場合、便器の固定ビスの緩み、フランジの割れも考えられます。
詰まる。流れない。
トイレの排水は75mmや100mm。
基本的に詰まりにくいようにはなってますが、過去にトイレの位置を変更したりで勾配が取れていない事に原因があったりもします。
戸建てだと、入口から奥にトイレがある場合、立地上、裏の共同排水か、最近だと入口面する道路に下水管があるので地面下に桝を入れて点検しやすく、勾配も取れている事が多いですが、床下配管で詰まって溢れていた事例は見たことがありますね。
床下配管だと勾配が取り辛いので、無理な工事をしていないか要チェックです。
マンションの場合は、配管スペースがあり、そこまで行き着けばあとは落下していくので詰まる事は考えられません。
ただし、金属配管だったりすると、サビの膨らみなどコブがあると引っ掛かる事もありますので、要チェックです。
異物。稀にトイレ用ではない紙を流したり、極端には、おむつを流したのが詰まったとかはありましたね。
リモデル便器は排水距離が長くなるので詰まりやすいかも、という話も聞いたことはありますが、変に節水していたりせず、普通に流して入ればまず詰まらないかと。
5m程度の配管カメラが最近だと5000円前後で売ってますから使い捨てても(笑)
詰まったら便器外してホースで流してカメラで見る。
これだけやっても4~5万あればなんとかなるかと。