遮音性能L45相当のクッションフロア
遮音性能L45、とてもわかりにくいですが、マンションの規定でLL45という記載も見かけます。
LLの数値は、レベルがライト、つまりコツコツ音的な感覚です。
LHの数値は、レベルがヘビーで、ドンドン音的な感覚です。
等級としては、Lーいくらかが規格的になります。なお、数値が小さくなるごとに防音性能が上がります。
L-80だと、床1枚、壁1枚くらいでしょうか。なにもかも聞こえる感じで大変です。
L-45やL-40であれば、かすかにわかるレベルで、ベッドから落ちたり、貯金箱を落として割ったりは聞こえるかも知れませんが、普通に生活出来るレベルだと思います。
ちなみに建物の構造にもよりますが、畳はL-45からL-55。
カーペットは、貼られる床とカーペットの厚みによりますが、スラブ直貼りの場合であれば、フェルトを敷き込み、その上からカーペットを敷くと遮音性能は上がるかと考えられます。
サンゲツの遮音クッションフロアは、ウレタン層が2.9mmの上にクッションフロアが貼られており、厚みが4.5mmあります。
ウレタン層が衝撃を吸収するので、遮音性能が上がるという感じですね。
以下ChatGPT
フローリングの遮音性能は、使用されている素材や施工方法によって異なります。一般的に、遮音性の高いフローリングは、下に適切な遮音材を設置し、適切な施工方法を行うことで実現されます。
以下に、一般的なフローリング素材の遮音性能をいくつか紹介します。
- リアル木材フローリング:リアル木材フローリングは、素材の種類や厚みによって遮音性能が異なります。通常、木材の厚みが大きいほど遮音性が高くなります。また、下に適切な遮音材を設置することで、遮音性を向上させることも可能です。
- ラミネートフローリング:ラミネートフローリングは、薄い木材の層を積層して作られたものです。そのため、遮音性はリアル木材フローリングよりも低い傾向があります。ただし、一部のラミネートフローリングには遮音材が付属しているものもあります。
- ビニールフローリング:ビニールフローリングは、プラスチック製の素材でできており、遮音性が比較的低いです。しかし、一部のビニールフローリングには遮音材が組み込まれているものもあります。
- カーペット:カーペットは、遮音性に優れています。カーペットは柔らかく、音を吸収しやすいため、足音や物音を軽減することができます。
また、遮音性能を向上させるためには、フローリングの下に適切な遮音材を設置することが重要です。遮音材は、音を吸収しやすい素材で作られており、フローリングと床下の間に挟んで使用されます。
遮音性能に関しては、フローリングのメーカーや製品によっても異なるため、購入前に製品の仕様や性能について確認することをおすすめします。また、専門家に相談することも有益です。
遮音等級(Sound Transmission Class, STC)は、建築材料や構造物の遮音性能を表す指標の一つです。STCは、音の伝達をどれだけ抑制できるかを示す数値であり、高い値ほど遮音性能が高いことを示します。
STCは、一般的にはウォール(壁)やフロア(床)などの構造物の遮音性能を評価するために使用されます。STCの測定は、特定の周波数帯域における音の減衰を評価することで行われます。
STCの数値は、一般的に30から70までの範囲で表されます。以下に一般的なSTCの範囲とその意味を示します。
- STC 25以下: 音が非常によく伝わり、一般的な会話や音楽などが聞こえる。
- STC 25-35: 軽い会話やテレビの音が聞こえるが、一般的な生活音はあまり聞こえない。
- STC 35-45: 一般的な会話やテレビの音がかすかに聞こえるが、一般的な生活音はほとんど聞こえない。
- STC 45-55: 会話やテレビの音がほとんど聞こえず、一般的な生活音もほとんど聞こえない。
- STC 55以上: 非常に高い遮音性能であり、大部分の音がほとんど聞こえない。
STCは、建築設計や建材の選択において、音の伝達を制御するための指標として重要な役割を果たします。高いSTCの値を持つ材料や構造を使用することで、騒音の侵入や伝達を軽減することができます。
床の遮音性能は、一般的には「遮音等級(Sound Transmission Class, STC)」や「インパクト遮音指数(Impact Insulation Class, IIC)」などの指標で評価されます。
STCは、床から発生する空気伝達音(声や音楽など)の遮断能力を示す指標です。STCは、音の周波数特性全体を評価するため、床の全体的な遮音性能を表します。
一方、IICは、床による衝撃音(足音や家具の移動音など)の遮断能力を示す指標です。IICは、床に加えられる標準化されたインパクト音源から伝わる音の減衰を測定し、床の遮音性能を評価します。
これらの指標に基づいて、床の遮音等級は数値で表されます。一般的な床の遮音等級の範囲とその意味を以下に示します:
- STC 50以上、IIC 50以上:優れた遮音性能。声や音楽のほとんどが聞こえず、衝撃音も軽減される。
- STC 40-50、IIC 40-50:良好な遮音性能。一般的な会話やテレビの音はかすかに聞こえるが、大部分の音や衝撃音は抑制される。
- STC 30-40、IIC 30-40:遮音性能が一般的な範囲。一部の会話やテレビの音が聞こえるが、一般的な生活音は比較的軽減される。
- STC 30以下、IIC 30以下:遮音性能が低い。会話やテレビの音、衝撃音が聞こえやすい。
床の遮音等級は、床材の種類や厚さ、床下の遮音材の有無などによって異なります。遮音性能の要件に応じて、適切な床材や遮音材を選択することが重要です。また、建築基準や地域の規制に基づいた遮音性能の目標値を考慮することも重要です。