エントランスドアの修理

マンションや店舗などに押しても引いても開くドア。

ドアクローザーの一種です。

扉の上部についてるタイプではなく、地面に埋められているのがフロアヒンジ。

扉の上部枠にトップヒポットを設置し、扉の振れを防止し、フロアヒンジで扉の荷重を支え、ゆっくり閉まるように調整が出来るものです。

丁番式とは違って柱面に荷重がかからないので、扉が安定します。

フロアヒンジは地面に埋められている為、水が浸入し易く経年劣化で錆び、動作が鈍くなります。

ドア上部に取り付けるドアクローザー(ドアチェックと呼ばれたりもしますが)と同様、油圧で制御されますが、今回のものは油が抜け、調整出来ずに扉の閉まる勢いが、衝撃でガラスが割れてしまうのではないかという程にまで傷んでました。

通常ならトップヒポットを緩める事で扉を外すのですが、同時にトップヒポットも劣化、金属疲労で破損していたので非常に困難でした。

ガラスを外せば扉はかなり軽くなりました。

地面に埋められているので、タイルを割って掘り出す事も出来ますが、費用をかけたくないのでフロアヒンジをディスクグラインダーで分割し抜き取り。

何とか交換出来ました。

洗濯用トラップから

どこからともなく室内に現れるコバエ。

コバエはどこから来るのでしょうか。

二重パンタイプの浴槽の下部、浴槽の裏面はヌルミが発生しており、そこを巣にという話は聞いた事がありますが、洗濯機パントラップはある程度組み上げ蓋もしていた状態なので、配管から出てきたのかな?

ゴミ箱の修理

今回は、屋外のダストボックスの蓋がきちんと閉まらないという依頼でした。

放置すると、金属疲労で溶接部分が飛んでしまって蓋が外れかねません。

まだ使えるのに。

そんな感じでとにかく修理。

建物の築年数が長くなると、いろいろ不具合が発生します。

出来るだけ費用負担は軽減し、使うべきところに使ってもらいたいと思います。

緊急対応、シリンダー交換

オーナーチェンジが行われたりすると、いろいろ引き継げなくなるのが現状。

修繕業者としては、何が起こるか分からない以上、現地確認時に気になる箇所はチェックし、画像を残すように努力しています。

抜けも多いんですけどね。

鍵の問題はよく発生するので、出来るだけ画像を残すようにしています。

今回は、単純に施錠用の鍵が存在しないだけで、内側からは施錠出来ているので大ごとではありませんでしたが、鍵を破壊せねばならなかったり、そういう時にも事前に鍵を準備出来るので、何でも残しておくべきですね。

ユニットバスの内装

経年で味が出てくるものものってありますよね。

革製品だったり、上質な木製品だったり。あえてエイジング加工を施すものまであります。

ユニットバスやキッチンなどの製品的なものには、エイジングは無用ですね。

塩ビ管の耐用年数が50年だとしても、表面に見えているユニットバスは黄ばむ一方です。

そこを何とか良く見せたい。

浴室塗装という方法もあります。

発砲塩ビ材にシートを貼り付けた製品がバスパネルとして販売されています。

笑えるくらいに単純計算ですが、家賃を2万下げたら年間24万。

5年住むと、あっという間に120万。

出来れば、市場相場で貸したいですよね。