令和3年版 消防白書 火災

某有名芸人さんの親御さんのお店の看板が漏電で火災。

関西だと、関西電気保安協会さんが頑張ってくれてますが、漏電ブレーカー(漏電遮断器)が設置されていない分電盤(配電盤)は少なくありません。

10年前に比べると、出火件数は74.4%と減少していますが、火災はイヤですよね。

死者数も減少してると言いますが、1日当たりで計算すると、令和2年では3.6人です。

少ないとは言えない人数です。

年齢別では、高齢者が7割近くとなっています。

火災の発火源別の死者数では、たばこが15.6%で140人。

電気器具では12.6%で113人で、分類としては、電灯電話等の配線で59人、配線器具で31人、テーブルタップで13人、電気機器で11人。

その数には電気ストーブは入っておらず、別で37人。

電気系統は多いです。

自分たち、建物に携わる業者に出来る事は、注意喚起でしかありません。

漏電ブレーカーが設置されていなかったり、消火器の期限が切れていたり、火災警報器の電池が切れていたり。

警報設備の類に関しては、消防設備士関連では無いので強くは言えないのが現実です。

ただ、火災の場合は、他人にも迷惑をかける事が多いです。

やれる事はやりましょう。