木材を古風に加工する事がエイジング加工と言いますが、方法は様々です。
今回は、つや無しのステインワックスを塗り付け、乾かないうちにミルクペイントを塗布しています。
いい味、出しています。

大阪市の住宅修理屋、電気、ガス、水道、大工、内装、外溝などなんでも。家の修理は便利工事士、原田住宅工事店。
インスタの投稿を利用した工事日記のようなものです。
木材を古風に加工する事がエイジング加工と言いますが、方法は様々です。
今回は、つや無しのステインワックスを塗り付け、乾かないうちにミルクペイントを塗布しています。
いい味、出しています。
一言で、フルリフォームと言っても、施工方法は様々です。
部屋内の石膏ボードなどの壁材まで撤去し、ひとつの箱にした上で全面新調すると、非常に費用がかかる事と、賃貸物件にするには現実的ではありません。
使えるものは再利用し、非通用箇所のみやり替えるのも、エコに繋がります。
新築のように変化させるのは簡単ですが、費用を抑えるのはなかなか難しいところです。
材料は使うほど費用が増えます。
潰せば廃材が増え、廃棄料が増えます。
設計、プラン、打合せに於いては人件費がかかります。
数々の思案を繰り返し、完成したものを確認してもらい、想定以上と言ってもらう事は大変うれしいものです。
賃貸物件で、畳を入れても入居者に畳に風を通すなどのメンテナンスは難しく、ましてや天日に干す場所も無く、和室がどんどん減っているのが現実です。
茣蓙の基台が藁床の場合、干さないと劣化するだけですが、まず不可能ですね。
畳の加熱乾燥は、業者が請け負ってくれますので、本来の藁床の良さを取り戻すには最適ですが、定期的に行わねばなりません。
これもなかなか難しいので、スタイロ畳が安全ですよね。
和紙畳は、賃貸物件には最適だと思います。
耐久性が高いのです。
賃貸物件には、安価な畳表が使われる事が多く、茣蓙がしっかりしていない分、劣化も早いです。
畳をひっくり返すなど、大昔は行われてましたが、安価な畳表ではやる意味がないと感じています。
悪い言い方をすれば、和紙畳は畳風ですが、良く見せるのであれば、それでいいんじゃないかと思います。
自分が住むのであれば、良質なイ草がいいなと思います。ただ、賃貸の場合は和紙でしょうか。あくまでも私感ですが。
琉球畳風の和紙畳ですが、建材としては良質です。
素直に、かっこいいと感じます。