ハウスクリーニング

「1R」「1K」ハウスクリーニングの相場をネットで調べると、15000~40000円とか。

この大きな差は相場なの?とちょっと疑問に思いましたが。

うち場合は、一般的な相場の中間付近ですね。

自分の場合は、ハウスクリーニングを行う前に、現地を確認してその単価内で納まるかどうかを見ます。

汚れがひどい場合には、追加費用の交渉を行います。

大抵は、追加費用を快諾して頂けます。

床の洗浄以前に、剥離剤が必要な場合は、そもそも別物です。

極々稀に、追加の了承を頂けない事がありますが、その時は「気になる箇所」を伺い、その「気になる箇所」重点で施工します。

まず、現場に到着したら、当然作業道具の搬入ですが、かなりの道具を運びます。

そして、使い勝手よく、室内に並べて配置します。

キッチン周りの換気扇のグリル、外せるならファンを洗浄剤に漬けます。

コンロがあれば、五徳などを漬けます。

ゴミかごなど、油汚れが強い場合は同時に漬けます。

浴室に入り、カビ汚れがあれば、薬剤を浸しておきます。

洗濯機パンに付属されているトラップをバラし、漬けます。

トイレの汚れがひどい場合は、薬剤を浸しておきます。

エアコンクリーニングがある場合は、カバーやフィルターを外してベランダか浴室に持っていきます。

キッチンの扉や引き出しも持っていきます。

持って行った場所によって順序が変動しますが、ベランダに持って行ったとした場合、浴室に入って浴室内を洗い上げます。

特に、水栓はピカピカに光るよう、鏡は曇りが無いように、普段から見ながら使用される箇所は、誰もが気になる場所なので。

2点、3点ユニットの場合は、ここで全て洗い上げます。

次にキッチン周りを仕上げます。

エアコンクリーニングがある場合には、クリーニングを行います。

ベランダに行き、持って行ったものはガッツリ洗浄し、元に戻して行きます。この時に、漬けてたものも洗浄し、元に戻して行きます。

ウレタン防水やシート防水がされている場合は洗いやすいですが、そうでない場合、コケなどきつければ洗えません。

ルーフドレインにいろいろ絡み過ぎてる場合もお手上げです。

窓や網戸は外せばレールも洗いやすいですが、狭かったり、外せなかったりもあります。

トイレや洗面が分離の場合は、位置によって前後しますが、トイレは基本、最後の方になります。

建具枠や建具、表具や靴箱、収納内にかかります。ヤニががっつりの場合は、結構躓きます。

玄関を粗で清掃し、道具を表に出していきます。

何も無くなった部屋の床を掃除機で吸い取り、床を拭きあげて行きます。ワックスが必要な場合はここで施工します。

玄関を仕上げながら、見渡し、清掃済の用紙を置いて終了です。

ここまでで、4~6時間です。

汚れのひどい場合、相場の安い側の15000円で6時間かけてしまうと、赤字ですね。

内装済の空室ハウスクリーニングの場合だと、適正価格かと思われます。

残置物って何ですか

残置物とは、前の入居者が部屋にそのまま置いて行ったものです。

オーナーや管理会社との話し合いで処分は任せる定義で置いていく例が無くはないです。

残置物の中には、エアコンやガスコンロなどもある場合があります。

割と新しければ勿体ないと思うのが普通ですよね。

物件を内覧する際に、付属している設備なのか、使えるようなら使ってもいいですよ、必要無ければ撤去しますという残置物なのか、説明があります。

使えるなら使った方がいいと思いますが、メンテは一般的には入居者で行う事になります。

付属している設備の場合は、貸主負担です。

残置物の場合は、使用する場合は、確認(貸主の場合は説明)が必要です。